サルスベリ(百日紅)

ミソハギ科サルスベリ属で、落葉性低木または中高木です。
中国南部が原産地で百日紅(ひゃくじつこう)の別名どおりに、開花期がとても長いのが特徴です。
サルスベリは新梢を伸ばした枝先に次々と花芽がついて開花する庭木です。
高さは、低木で3.5m。
中高木になると8m以上にもなります。
開花時期は7月~10月です。
残暑が長いと秋口でも開花しています。
枝の生長には差があるので、どの枝も同じ時期に開花しません。
その理由で枝先の開花期が少しずつ変わるため、樹木としての開花期間が長くなります。
交雑種や矮性品種、一才品種、這い性と品種も多く、花色も楽しめます。
花は白色、桃色、濃紅色があります。
植えつけは日当たりがよく、また、水はけのよい場所を選びます。
植えつけ用土は特に選びません。
市販の培養土で問題ありません。
植えつけ時期は5月と9月がよいでしょう。
庭植えで植えつけてまもない株は、周りの土の表面が乾いたらしっかりと水を与えましょう。
鉢植えの場合、夏の水切れは新梢の成長に悪影響を及ぼします。
水切れしないように注意しましょう。
庭植えしてしっかりと根づいた株は降雨のみで育つため、水やりはありません。
施肥は2月中頃に少量の有機質肥料を株元周りに与えましょう。
病気はほとんど発生しませんが、春先にカビ菌のうどんこ病がまれに発生することがあります。
枝が茂り過ぎると風通しが悪くなるので、枝を間引きして採光と風通しをよくします。
夏の高温と高湿度が関係して、カイガラムシが発生することがあります。
白い小さな円形のカイガラムシは日光を好むサルスベリの葉や幹の光合成を妨げることになり、
樹液を吸汁して樹木を弱らせます。
住宅掃除用の細かいブラシなどで軽く擦ると簡単に取り除けます。
また、混み合った枝は生育期であっても間引きして風通しをよくします。
落葉期には、春から伸びた古い枝を切り戻して樹形を整えましょう。
強い切り戻し作業は、翌春に勢いのよい枝を出して大きめの花房をつけます。
弱い切り戻しは細かい枝が何本も出て、小さな房を多くつけ、たくさんの花芽をつけます。
落葉期に切り戻し作業後、サルスベリは翌春まで新梢が伸びないため、少しさみしい印象になります。
シンボルツリーには、他の常緑低木をお勧めします。
耐寒性、耐暑性はとても強いので、初心者でも育てやすい庭木です。

サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(百日紅)
サルスベリ(百日紅)
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