マキの木(槇の木)

マキはマキ科マキ属の常緑高木。
原産地は日本、中国、台湾です。
耐寒性、耐暑性ともに強く、丈夫な性質の植木です。
草丈は高木の扱いなのですが、剪定次第でコンパクトにすることもできます。
若い枝は比較的柔らかく、庭木として刈り込みがしやすく、庭木として重宝されています。
生垣にも利用されて人気があります。
一般的にマキの木と呼ばれるのはイヌマキ(犬槇)とラカンマキ(羅漢槇)です。

植えつけ、植え替えの適期は3月下旬から6月と9月です。
日当たりがよく、水はけのよい場所に植えるとよいでしょう。
植え付けるときは水はけがよく、有機質を多めに含む用土にしましょう。
赤玉土中粒2、完熟腐葉土(または堆肥)1の割合で混ぜたものなどを使います。
植えつけ後は、しっかり水やりしましょう。
また、土の表面が乾いていたら、たっぷりと水を与えましょう。
肥料は2月に寒肥(有機質肥料)を施します。

また、根切りして行う移植の最適期は5月~6月です。
植えつけや植え替えのときは、植え穴に有機質肥料か緩効性化成肥料を
元肥として施してから行います。
大きな株を植えるときは根に酸素が届きやすいように、少し土を高く盛って植えつけるようにします。

3月から12月に樹形を整える目的で刈り込みします。
ただし、寒冷地では雪が降るため、10月までに刈り込み作業を完了するようにします。

花が開花するのは5月~6月で、夏が終わり10月頃に種子ができます。

ペスタロチア病は、糸状菌が発生して葉が灰褐色に変色してしまい、
病原菌が発症して葉を枯らしてしまう場合もあります(カビ菌が原因)。
また、葉の切り口から菌が入り込んで発症することもあります。
株元の落ち葉や古い葉などを早めに取り除くことも病原菌の予防につながります。

害虫として、アブラムシやカイガラムシは防除すれば発生も見られなくなります。
アブラムシやカイガラムシの排泄物にはカビが発生するので、
光合成を阻止してしまい、生育に悪影響を及ぼすため要注意です。
マキシンハアブラムシは新梢の先に発生しやすいアブラムシです。
春頃から新梢の先を観察し、早期発見しましょう。
発生した場合は、薬剤散布をします。
アブラムシの排泄物を求めて樹上に群がるアリや、枝に発生する様子を見つけ次第、薬剤散布をしましょう。
チャハマキは小さなガの幼虫で、幼虫のだす糸で葉を丸めて発生します。
見つけしだい葉ごと捕殺します。
コガネムシの仲間(ドウガネブイブイ)の成虫が夜中に葉を食害します。
昼間に枝の中に潜んでいる場合もあります。
捕殺するか、木をゆすると逃げていきます。

常緑性で初心者にも扱いやすい、生け垣に向く、日陰でもよく育つなど魅力が多いマキの木。
もちろん、日当たりの良い場所で育てるほうがベスト。
今年は、マキの木を植えてみようかしら?

マキの木(槇の木)
マキの木(槇の木)
マキの木(槇の木)
マキの木(槇の木)
マキの木(槇の木)
マキの木(槇の木)