マンサク00

早春の芽吹きが始まるころに開花するため「まず咲く」「真っ先」が変化した説や、
花がよく咲く年は豊作に、花が少ない年は不作になるなど「万年豊作」に由来する説もある。

樹高は、2m~8mくらいである。
2月~3月に新葉よりも先に開花する。
また、葉には鋸歯がある。
果実はホウセンカと同様で、成熟期に乾燥した皮が破けて種子が飛び出す。

マンサクは太平洋側から九州にかけて分布しているが、本州各地の山地にも多く自生している。
生長はやや遅いため、剪定作業はさほど必要とせず、伸びた枝を下ろす程度で構わない。

花色は黄・白・桃・赤色があるが、花形は品種により多少変化する。
どの品種も丈夫で耐寒性があり、栽培しやすい樹木である。

マンサク

葉が大きい。
花は黄色。
オオバマンサクとも呼ぶ。

シナマンサク

中国原産。
花の芳香が強い。
花は黄色。

アカバナマンサク

北海道、本州の日本海側に分布。
花は赤色。

マルバマンサク

東北からの日本海側が原産。
葉は半円状になる。
関西地方の山地には、マルバマンサクが多い。
花弁の付け根が赤い。
花は黄色。

トキワマンサク

年間通じて葉が枝に残る。
葉がかなり小さく、樹木の形状がマンサクとは全く異なる。
白花と紅花がある。

ニシキマンサク

花弁の付け根の部分だけ赤くなる品種。
マルバマンサクの変種で、日本海側の山地に分布する。
紅葉の時期がとても美しい。

ハヤザキマンサク

北米原産。
花は秋に開花。
花は黄色。

アメリカマンサク

北米原産。
花は秋に開花。
花は赤色。

マンサク01
マンサク02
マンサク03
マンサク04
マンサク05
マンサク06