プリムラ

プリムラはサクラソウ科サクラソウ属の植物で、秋から春にかけて赤、ピンク、黄、橙など、多彩な色で花壇を賑やかに彩ってくれます。

主な種類と特徴

プリムラには多くの園芸品種がありますが、特によく見られるのは以下の4つです。

プリムラ・ポリアンサ

ヨーロッパ原産。イギリスで品種改良された「クリンザクラ」の別名を持つ。
中~大輪の花を咲かせ、華やか。

プリムラ・ジュリアン

ポリアンサとコーカサス原産の「ジュリエ」の交配種。
日本で誕生。
ポリアンサより一回り小ぶりで可愛らしい。

プリムラ・マラコイデス

中国雲南省原産。
「ケショウザクラ」「オトメザクラ」とも呼ばれ、小さな花が群生するように咲く。

プリムラ・オブコニカ

中国湖北省原産。
「トキワザクラ」とも呼ばれる。
花が大きく、比較的日陰にも強い。

栽培のポイント

置き場所・日当たり

日当たりと風通しの良い場所がベストです。
日光が不足すると花付きが悪くなるため、屋外でしっかり太陽に当てましょう。
耐寒性はありますが、5度を下回る場所や霜が降りる場所では株が傷むことがあります。
花に水が溜まると傷みやすいため、できれば雨の当たらない軒下などが理想的です。

水やり

土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与えます。
冬場は乾いてから数日置いて、気温が上がる午前中に水やりするのがコツです。
花や葉に直接水がかかると病気の原因になるため、株元にそっと与えましょう。
鉢植えの場合、受け皿に溜まった水は根腐れ防止のために必ず捨ててください。

肥料

生育期である秋と春に与えます。
開花中は、花の栄養となる「リン酸」を多く含んだ肥料がおすすめです。
春以降(気温が上がる時期)は、肥料が残っていると株が腐りやすいため控えましょう。

日常のお手入れ

はながら摘み

咲き終わった花(花がら)や枯れた葉は、こまめに摘み取ることが重要です。

病気

放置すると湿気が溜まり、カビや「灰色かび病」の原因になります。
根腐れが発生するため、清潔な環境を保つことで細菌の増殖を防ぎ、根の呼吸を助けます。

害虫

・ハダニ:葉の裏に発生しやすく、放置するとクモの巣のような糸を張ります。
・アブラムシ:新芽や茎に群生し、株の栄養を吸い取ります。葉がベタついたり縮れたりしたらサインです。
・カイガラムシ:白い粉状や貝殻のような姿で付着します。株を弱らせるため、早めの駆除が必要です。

プリムラ

最後に

プリムラは、寒い季節でも元気に可憐な花を咲かせてくれる心強い味方です。
色や形も非常に豊富なので、お気に入りの一鉢を見つけて、玄関回りや花壇を明るく彩ってみませんか?

プリムラ
プリムラ
プリムラ
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プリムラ
プリムラ
プリムラ
プリムラ
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