ガーデンシクラメン

シクラメンをコンパクトにしたミニシクラメンをさらに品質改良して耐寒性の強い品種を誕生させました。
それが「ガーデンシクラメン」です。
寒い冬も庭や花壇などに地植えをすることができます。
よく日の当たる場所に植えると霜が降りても枯れません。

水やりをするときは、花や葉に水がかからぬように茎や葉の元から球根の回りに与えます。
また、根腐れを起こしやすいため、少し乾燥気味に育てましょう。

植えつけるときは根が細いため、培養土に腐葉土を多めに混ぜるとよいでしょう。
肥料は緩効性化成肥料を元肥として施します。
その後は液体肥料を与えます。
10月後半~翌年4月末までと開花時期が長いため、定期的に与えましょう。

株はこんもりと葉が茂った株を選びましょう。
葉の数が多いと花もたくさん咲きます。

植え付けるときは球根の半分くらいまで浅植えにしましょう。
株の根は縦の方向に伸びるため、株間は10cm程度で多少詰めても問題ありません。

病害虫は、ほとんど発生しません。
開花しているあいだは、株上部の新しい葉を外側の葉の下にくるように、葉をかき分け引き下ろす葉組み作業が必要です。
葉組み作業を繰り返すことにより、球根に光がゆき届いて株姿がドーム状になります。

花色は赤・白・薄桃・濃桃色・赤紫色・紫色・複色など。
一般的なパーシカム咲きや花びらがレース状のフリンジ咲きもあります。
花が中央に集まり、下の葉はドーム型に収まる株姿はとても綺麗です。

コンパクトで花は可憐、葉も美しいガーデンシクラメンを今年こそ、庭や花壇に植えてみませんか?

ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメン
【ポイント】
  • 花が咲き終わったら、放置せずに茎の根元からひねりながら抜き取ります。
  • そのままにしておくと次の花芽が遅れたり、開花しない場合があります。
  • 枯れた花茎や黄色く変色した葉は早めに根元から取り除きましょう。
  • 株の植え付け時期は、秋が深まり涼しくなってからにしましょう。