サルスベリ(猿滑・百日紅)

木の幹がスベスベ、つるつるしているのが特徴で、サルスベリと呼ばれている。
原産地は中国南部で、晩秋には紅葉して落葉する。
低木、または中高木で、耐暑性・耐寒性にも優れた樹木である。
開花時期は7月~10月。
赤・白・濃桃色などの花が次々に開花する。
日当たりがよい、水はけのよい場所が生育に適している。
庭植えの株は、植栽したときに水やりをしっかり行う。
株が根付くまではしっかりと水が必要。
その後の水やりは不要。
新梢を伸ばした枝先に花芽をもち、夏から秋にかけてたくさんの花芽を開花させる。
百日紅の由来どおりに長い期間、花を楽しめるのが特徴。
落葉後に長く伸びた枝を切り戻して樹形を整える。
強い切り戻しは翌春に勢いのよい枝を出させるため、まとまった房の開花を促すためにも必要。
弱い切り戻しと間引き剪定をミックスした管理方法も可能。
うどんこ病とカイガラムシの発生には、切り戻しや間引き剪定作業が効果的。
また、花びらが落ちても汚くならないのであまり気にならない。
シンボルツリーとしても最適な樹木。
直射日光を好み、初心者でも育てやすい樹木である。

サルスベリ(猿滑・百日紅)01
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