ゴールドクレスト

晩秋から冬に近づくと目を引くようになるのが、常緑針葉樹のコニファー。
その中でも人気のある品種が、クリスマスツリーの代わりとしても人気の高い「ゴールドクレスト」。
鉢植えも地植えも可能な植物ですが、コニファーは育て方を間違えると、
枯れたり葉色が変色したりする報告があります。
ヒノキ科スギ属の常緑針葉樹は多少、気難しいとの報告があります。
枯れさせないポイントを抑えて管理すれば、美しい葉色を保ち、春を迎えられます。

園芸品種の中でも、ゴールドクレストは観葉植物として室内でもOK。
鉢物を部屋の中で管理して、デコレーションしてクリスマスの雰囲気を楽しみましょう。
暖かい日の午前中には、室外に出して日光に当てましょう。
美しい黄緑色の葉が特徴で、洋風なお庭にはアレンジも自由自在。
室外コンセントで電飾を付けたり、室外で可能な飾りもたくさんあります。
針葉樹なので細く尖った葉の形状ですが、葉は柔らかくて明るい黄緑色で優しい雰囲気になります。
春を感じる新芽はさらに美しく、冬の寒さに当たると葉色が緑から橙色に変化するのも
面白いかもしれません。
カリフォルニアなどは、高木になり美しい円錐状の樹形がまっすぐに伸びて育ちます。
日当たりの良い環境を好み、日当たりが悪いと葉色が変色してひ弱な株姿になるので気をつけましょう。

室内で管理する場合は、ガラス越しに日光がしっかりと当たる場所を選びましょう。
真夏は風通しのよい涼しい場所へ鉢を移動することもポイント。
鉢物は土の表面が乾いたら、しっかりと水を与えましょう。
夏時期は水切れしないように注意することが重要です。
土の表面がカラカラに乾くことが繰り返されて弱った株は枝や葉、根が元に戻らないこともあります。
剪定時期は3~4月頃で、風通しがよくなるように枯れた枝葉を切り戻します。
手摘みできるところは、鋏を使用しないようにします。
根腐れが起こりやすくなる場合は土中の酸素が不足して細菌やウィルスが増殖、土壌環境が変化して起こります。
また、夏時期に高湿度が続いている環境で水やりすると弱っているため、根が水を吸収できずに植物にも供給できません。
根詰まりとは、鉢中でたくさんの根が巻き付いて酸素不足になることで起きます。
その場合は、一回り大きい鉢に入れ替えすることをお勧めします。
土を入れ替えて環境をガラッと変えることがポイント。
古くなった根を取り除いて、腐葉土・赤玉土・ゼオライトなどを用土に混ぜ込み、根腐れ・根詰まりを避けましょう。
ハダニは繁殖すると、薬剤を散布してもなかなか対処できない困った害虫です。
早めに散布して対処しましょう。

ゴールドクレストは寒さにとても強くて、姿形もスマート。
色合いもクリスマスの赤や緑と相性がピッタリで、美しく映えます。
最近は、装飾もきらびやかな映えるデコレーションがたくさん。
世界中に一つだけのゴールドクレストを飾って楽しみませんか?

ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
ゴールドクレストの花実

ゴールドクレストの花実

ゴールドクレストの花実

ゴールドクレストの花実