パンジー・ビオラ(三色菫)

別名、サンシキスミレとも呼ばれる。
ヨーロッパ原産の一年草。
どんなに寒くても耐寒性は抜群で、耐暑性はほとんどない。
花色はオレンジ、黄、青、紫、白、桃、茶、黒、複色など豊富。
可憐な花は開花期間が長いため、初心者でも育てやすい。
半日陰だと花が少なくなるため、日当たりは大事。
春先はよく雨が当たる場所では、こぼれタネでも増える。
梅雨明け頃、枯れることが多い。

パンジーとビオラの違いは大輪の花をパンジー、小輪の花をビオラとされてきた。
近年は多数の交雑園芸品種が生まれ、区別は難しくなった。
花色として黄色・橙色・紫色・青色は目にすることが多い。
野生種よりもさらに秋から春まで長期間、開花する品種も多く、
霜や雪にも強い性質が冬の花壇やプランターにはピッタリ!

ポット苗は11月上旬に植え付けすると、暖かい空気と冷たい空気にも触れるため、生育旺盛になる。
ポット苗を植え込みするときの用土には、緩効性化成肥料を混ぜておきたい。
その後、肥料は不要。
与える場合は、初春に少量の固形肥料を株元に置き肥する程度でよい。
培養土、または腐葉土や堆肥で柔らかくした、水はけのよい用土が適している。
日当たりと風通しのよい場所に植えつけがおすすめ。
庭植えの場合、植えつけ後にしっかりと水を与えたら、その後の水やりは不要。
特に雨が少ない場合は、午前中に水やりをするとよい。
鉢植えは表面の土がよく乾いてから、たっぷりと与える。
庭や花壇に植えつけするときは、株と株の間は必ず10cm程度とって植えつけるようにする。
根がびっしりと張ると、生育に影響を及ぼす。

春先はよく乾くため、午前中に水やりをして害虫が発生しないように観察する。
ナメクジやアブラムシが発生したら、オルトランや殺虫剤を散布して駆除する。
こまめに花がら摘みを行うようにすると、秋から春先まで次々と開花するので、冬のガーデンを明るく彩ることは間違いない。

パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
パンジー・ビオラ(三色菫)
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